2025年1月19日 第49期 青雲戦 浜松大会
浜松連珠会2025年の初打ちは「青雲戦 浜松大会」で、四段以下を対象にした公式戦です。 名人戦の開局ルールが五珠交替打ちに変更されたことにより、東海支部と協議して、今回 から五珠交替打ちでの開催です。 12日の桑名での東海支部予選は西田3級が優勝して1級に昇級、決勝3番勝負進出を決め ています。静岡県支部から誰が決勝に進出するのか。また、2位までに与えられる名人戦 一次予選参加資格もかかっている重要な大会です。 有段者4名に、こうき10級が来てくれて5名での戦い。リーグ戦、全局握り、五珠交替打ち、 持ち時間30分+30秒/手のフィッシャー方式での戦いです。【1R】上久保-こうき戦は、白6がミスで黒が好点の7に打てたため、上久保二段が黒勝ち。みき-深田戦は、黒9~13の構想が疑問で、白14から一気の攻め、28手で三々禁として 深田四段が白勝ち。【2R】 加藤-上久保戦は、両者とも何手か疑問手があった1局。黒13で打ち変えて黒勝ちがあり、 白22で先ノビしておけばまだまだでしたが、25手で加藤三段が黒勝ち。 深田-こうき戦は、黒必勝形の黒5を打ってしまったので相手に黒番をとられてしまいました。 23手で深田四段が黒勝ち。【3R】 加藤-みき戦は、黒の三を防いだ白18が5回の四追いフクミなのを見落として、26手でみき 初段が白勝ち。ノリ手防ぎもありましたが、そのあとの打ち方が難しい局面でした。上久保-深田戦は、黒11でガッチリ防げば白が悩む局面だったかも。黒11・13が疑問手で、 24手で深田四段が白勝ち。【4R】こうき-みき戦は、黒9で打ち変えて手数はかかりますが黒勝ちがあったようでした。みき 初段が白勝ち。黒13で先ノビしても白勝ちになる局面でしたが、相手の手をもっと考えれば 強くなると思います。 加藤-深田戦は大一番。黒15で打ち変えて黒勝ちがありましたが、白20の敗着をとらえて 黒が一気の攻め。ノリ手返しの四追い勝ちを決めて、41手で加藤三段が黒勝ち。 【最終5R】 こうき-加藤戦は、黒7で19道四々勝ち時代の定石からの戦い。白8と14が弱く、黒23で三を 打てば以下四追いで黒勝ちでしたが、トビ四を打ったのが痛恨の一手。黒勝ちが消えて、 34手で加藤三段が白勝ち。一手一手をしっかり考え、勝ちがありそうな局面では、がんばって 勝ちまで読み切りたい。 みき-上久保戦は、リーグ戦の最終局。黒23などで打ち変えて黒勝ちがありましたが勝ち切 れず、黒29で防ぎにいきました。黒37の三ヒキのあと3回の四追い勝ちを決め、43手でみき 初段が黒勝ち。白は、38から四ノビを3回して2か所を四々で打てなくしてから逆止めする妙防 がありました。それよりも、白30で四追いフクミを打てば白勝ちがありました。 リーグ戦の結果、深田四段・加藤三段・みき初段の3人が3勝1敗で並び、ブレークポイントも 同点なので、決定戦を打つことになりました。 持ち時間を15分+30秒/手に短縮。じゃんけんで最初に打つ2人を決めて、先後は握り直す、 勝った方が次の試合も打つと決め、3人による同点決戦がスタート。【決定戦1R】深田-みき戦は、白16が痛恨の一手で、23手で深田四段が黒勝ち。【決定戦2R】深田-加藤戦は、白6の三ヒキがまずく、黒の必勝形になりました。黒9で打ち変えた方が確実 でしたが、21手で深田四段が黒勝ちして、浜松大会優勝と決勝3番勝負進出を決めました。 局後検討で、白14をノビなければまだまだでは?が焦点のようでしたが、白18で打ち変えて 逆転の白勝ちがありました。 深田四段は昨年に続く拾い勝ちで、青雲戦浜松大会で4年連続5回目の優勝となりました。 昨年に続いて大事な試合で勝ちを逃がした加藤三段は、着実に力をつけていますが、早打ち の改善が今後の課題かと思います。 決定戦のもう1局は2位決定戦になりますが、2月16日に実施することになりました。
| 順位 | 氏 名 | 1R | 2R | 3R | 4R | 5R | 勝-敗 | 決1R | 決2R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 深田蓮 四段 | ○みき | ○こう | ○上久 | ●加藤 | - | 3-1 | ○みき | ○加藤 | 決勝進出 |
| 2 | 加藤大介 三段 | ― | ○上久 | ●みき | ○深田 | ○こう | 3-1 | ― | ●深田 | 2位 決定戦 |
| みき 初段 | ●深田 | ― | ○加藤 | ○こう | ○上久 | 3-1 | ●深田 | ― | ||
| 4 | 上久保峰夫二段 | ○こう | ●加藤 | ●深田 | ― | ●みき | 1-3 | |||
| 5 | こうき 10級 | ●上久 | ●深田 | ― | ●みき | ●加藤 | 0-4 |
※ 成績表は暫定順位。
これまで「にゃんこならべ」主体だったこうき君、いきなりの連珠公式戦デビューになりましたが、 有段者相手に臆することなく対戦していました。今回は結果が出ませんでしたが、開局ルールに 慣れてくれば、対等に戦える日も近いかもしれません。有段者の皆さん、抜かれないように…。
東海支部代表西田1級と静岡県支部代表深田四段による決勝3番勝負は、3月2日10時から 実施予定です、熱戦を期待しています。 ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
なお、3月2日10時から「第91回浜松連珠大会」を開催、「一般の部」と「有段の部」と併せて 「小学生にゃんこならべ大会」も実施します。小学生の大会は昼前に終了予定ですが、午後 4時半頃まで、にゃんこならべで自由に遊べます。 小学生にゃんこならべ大会はロビーにて、青雲戦決勝3番勝負と連珠大会は第一会議室で 開催します。参加費無料です、お気軽に遊びに来てください。
また、その日はホールで「プチジュニア公民館」が開催されます。毎年8月に開催されています 子供向けイベント「北部ジュニア公民館」の縮小版です、お楽しみください。