2020年7月26日 第58期名人戦 東海地区二次予選
新型コロナウィルスの影響で、例年6月第4日曜日の東海地区二次予選が7月最後の日曜日に変更 になり、その他の地区は前週までに代表が決まっていて、最後の1枠をかけた戦いになりました。 名古屋会場一次予選を通過した真野五段が辞退したため、次点の増田初段格が繰り上がり出場。 浜松会場一次予選を通過した石谷九段・藤田五段・丸山七段と、合計4名のリーグ戦により東海地区 代表1名が決まります。 組み合わせ抽選をして対局順を決め、持ち時間・四珠交替打ち・仮先回数均等化の確認をして、定刻 9時30分、東海地区代表をかけた戦いの火蓋が切られました。
【1R】増田-丸山戦は白28から追い勝ち、40手で丸山七段が白勝ちしました。石谷-藤田戦は、両者とも60分を使い切って10手10分に突入する大熱戦になり、80手で藤田五段が 白勝ちしました。 ここで昼食休憩。
【2R】増田-藤田戦は18手で藤田五段が白勝ち、以下黒三々禁になります。石谷-丸山戦は29手で石谷九段が黒勝ち、2か所の三々を一手で四三に変える妙手の両ミセでした。 2Rを終わり、藤田五段が2連勝で単独トップ。石谷九段と丸山七段が1勝1敗で追う展開。2連敗の増田 初段格はA級進出の可能性が消えました。
【最終3R】 藤田五段は丸山戦を満局以上でA級進出決定で、負けた場合には丸山七段に並ばれ、石谷九段が 増田初段格に勝てば3人による同点決勝…という可能性を秘めて最終3Rがスタートしました。石谷-増田戦は17手で石谷九段が黒勝ちして2勝1敗で終了、藤田-丸山戦の結果待ちになりました。藤田-丸山戦は満局になりそうな局面からちょっと弱い手があったようで60手で丸山七段が白勝ち。 この結果、石谷九段・藤田五段・丸山七段の3人が2勝1敗で並び、3人で決定戦をすることになりました が…丸山七段が決定戦を辞退したため、石谷九段と藤田五段による決定戦になりました。
【決定戦】 持ち時間を45分+10手10分に短縮しての戦いは、22手で藤田五段が白勝ちして、A級リーグ戦初出場 を決めました。
| 順位 | 氏名 段位 | 1R | 2R | 3R | 勝-敗 | 決定戦 | A級進出 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 藤田 雄大 五段 | ○石谷 | ○増田 | ●丸山 | 2-1 | ○石谷 | ◎ |
| 2 | 石谷 信一 九段 | ●藤田 | ○丸山 | ○増田 | 2-1 | ●藤田 | 次点 |
| 3 | 丸山 保司 七段 | ○増田 | ●石谷 | ○藤田 | 2-1 | 辞退 | |
| 4 | 増田 巧 初段格 | ●丸山 | ●藤田 | ●石谷 | 0-3 |
運営・立会いは山本靖弘五段が担当、観戦者は2人来てくれました。 また、「前から気になっていたので…」という女性が午前中に来られて、山本五段が対応してくれました。 皆様、お疲れ様でした。観戦された方にも感謝いたします。 第58期名人戦A級リーグ戦(挑戦者決定リーグ戦)は、9月19日~21日の3日間、焼津市の西焼津セント ラルホテルで実施される予定です。 藤田五段の活躍を期待しています。